転職したくて転職活動をしているのに、内定がでない・転職希望の企業が見つからず「転職できない」と考えている方へ、転職できない人には共通している特徴と転職できない理由があるんです。
もちろん転職希望する企業先が求めている人材ではない、ということもありますが単純に能力だけではい「転職できない」理由があります。


ということで今回は能力だけではない「転職できない」理由と転職できるような改善方法について紹介します。
もし転職活動が長引いている、もしくはなかなか内定が出ないと悩んでいるならぜひご一読ください。
転職できない人に共通する5つの特徴があった!
転職できない人には共通する5つの特徴があります。
現在、転職できない人はこの5つの特徴に心当たりがあるはです。
この中でどれか1つでもあてはまると、企業から内定がもらえません。
それぞれの特徴を以下で詳しく解説します。
特徴1:仕事ができない
仕事ができない人は新たな転職先を見つけるのに苦労します。
採用担当者は人を見るプロなので、仕事ができない人物は面接の受け答えから明確にわかります。
自分では仕事ができているつもりでも、言われたことをやっているだけの人はビジネスパーソンとして魅力に欠けます。
そのため実績や自分の武器について聞かれた時に説得力のある答えを提示できません。
言われたことだけやっている人は、今は楽でも転職市場価値は高くならないということを覚えておきましょう。

仕事できない
特徴2:会社・周りのせいにする癖がある
「会社のせいでうまくいかない」「上司のせいで仕事が思うように進まない」など、人のせいにする癖がある人はなかなか転職できません。
面接で現職について聞かれた時や転職理由について話す時にどうしても「自分は悪くないのに、上司のせいで」「指示を出しているのに部下が言うこと聞いてくれず」「今の会社は制度が…」という考えは面接官に透けて見えます。
少しでも会社や周りのせいにするような受け答えをしてしまうと、採用担当者が「うちでもうまくいかなかったら人のせいにするだろう」と判断するのは当然のことです。
他責思考を改めない限り、内定を取ることは難しいままでしょう。
特徴3:自己評価が高すぎる
自己評価が高すぎると、希望する条件が高くなりすぎてなかなか自分の条件に合う転職先が見つかりません。
そのせいで転職先がない事態に陥ってしまっている可能性が考えられます。
「自分はもっと上のポジションがふさわしい」「自分はもっと高待遇であるべき」と考えているかもしれませんが、実際にはそうでもないことが多々あります。
なぜ自分が現職で今のポジションなのかという自己分析に加え、適切に自分の転職市場価値を把握することが必要です。


特徴4:キャリアに一貫性がない
たとえ「未経験歓迎」の求人でも、これまでのキャリアに一貫性がない人はなかなか転職ができないのです。
たとえば新規開拓の営業・店舗運営・インストラクターと職種を転々をしてきた人が、「未経験可!」だとしても新たにマーケティング職に応募すると、これまでのキャリアに一貫性を感じないためやはり採用されにくくなります。
未経験歓迎の求人であっても、何かしらこれまでに仕事から通じて役立てることができるスキルや経験が必須です。
キャリアに一貫性を見出すことができないと、転職活動が長期化します。
特徴5:転職先の企業のこと考えてない
転職は自分のためにするものですが、企業のことも考える必要があります。
「自分はこうしたい!」「こういう会社で働きたい!」が強い人は、企業側からみると『この人がうちの会社で何をしてくれるのだろうか』と思い採用する気がなくなります。
企業側がどんな人材を求めているのか、ということを理解しないまま自分の要望ばかり伝えては転職できません。
「企業が欲しいと思う人間として自分をアピールする」という視点が転職活動では欠かせないのです。

転職できない人が転職成功するために必要な3つの対策
では、なかなか転職できない時、どうすれば転職に成功することができるのでしょうか。まずは、以下の3つの対策を試してみてください。
- 対策1:転職応募先をしっかり調べる
- 対策2:実績と経験をつける
- 対策3:書類・面接をきちんと対策する
この3つの対策は転職活動の基本中の基本です。
転職活動が長引いているなら、この中のどれかがおろそかになっているはずです。
自分の転職活動の進め方を振り返って、自分に足りていない対策はどの部分なのかを洗い出さなければなりません。それぞれの対策について、以下で詳しく説明します。
対策1:転職応募先をしっかり調べる
前述したように、企業が欲しがっているのがどんな人間なのかということを把握しないまま面接に進んでも、内定をもらうことはできません。
転職先の企業がどんな人材を求めているかを知るためにも、企業についてしっかりと下調べをしておきましょう。
- 業績は上がっているのか、下がっているのか
- どの分野に力を入れているのか、強みは何なのか
- 強化すべき部分、弱みは何なのか
少なくともこの3つは押さえておきましょう。
自分が企業の強みを補強することができる人材なのか、それとも弱みを補うことができる人材なのかでアピールする内容も変えなければなりません。
最も効果的なのは、「企業が伸ばそうと思っている分野に貢献できる」人間だと伝えることです。
企業の採用担当者に響くアピールができるよう、公式の企業ホームページや決算資料などを読み解き、面接に臨みましょう。

企業を調べる
対策2:実績と経験を見いだす
上記で転職応募先が欲しがる人材だとアピールすることが大切だと述べましたが、自分に武器がないとアピールさえできません。
転職先の企業が欲しがる人材として実績・経験は必要不可欠です。
これまでの経験・実績から応募先企業が「この人材は魅力的だ!」と思うような実績を見つけ出しましょう。
もし現状で実績・経験がないのなら「転職できない」という現実を受け入れて、現職で頑張るしかありません。現職で実績や経験をつけてから再度転職にチャレンジしましょう。
「どんな実績・経験が自分には必要か」という視点を持つと、辞めたかった現職でもやりがいを感じることができる場合もあります。
また少し遠回りになりますが、実績や経験なしで無理に転職するよりも、適切な実績・経験を伴った上で自分のことを評価してくれる企業に入った方が、待遇や仕事内容への満足度が高くなる傾向にあります。
転職までのステップだと思い、少しの間現職に踏ん張ることをおすすめします。

仕事やめたい
対策3:書類・面接をしっかり時間をとって対策する
履歴書や職務経歴書を書きっぱなしにしていたり、面接の準備もせずその場の受け答えで終止していたりしませんか。
自分のことを企業が欲しがる人材に見せるためには、応募書類・面接対策を入念にする必要があります。
書類への具体的なフィードバックが欲しければ、転職エージェントに相談してみましょう。履歴書・職務経歴書の添削をしてくれるサービスがあります。
プロの目から具体的に、企業にとって魅力的に見える書類の書き方を教えてもらうことができます。
「転職エージェントに相談するのは面倒くさい」と感じるなら、知人や友人に作成した書類を見てもらうこと、模擬面接をしてもらうことも効果的です。
ただし現職の同僚は避けましょう。
実際に面接を受けた場合には、必ず受けた質問と自分の回答を振り返りましょう。どう答えるべきだったかを生かさなければ、いつまでも転職活動を終えることができません。

転職相談は
能力だけではない「転職できない」理由がある
しかし一方で、経験も実績も十分あり、能力に関しても申し分がないのにも関わらず転職できないこともあります。その主な理由は以下の2つです。
- 他にいい人材がいた
- キャリアがミスマッチ
この場合、転職できなくても落ち込む必要はありません。
「運が悪かった」「もっと自分にあった企業が他にある」と開き直りましょう。
以下でこの2つの理由で内定がもらえない場合について説明します。
他にいい人材がいた
たとえ自分の経歴が企業の求める人物像にぴったりでも、もしかしたら自分よりも優秀な人が同時に応募してきたのかもしれません。
残念ですが、「タイミングが悪かった」と割り切ることが大切です。
転職活動には波があり、とくに秋のボーナス後から年度末にかけては転職する人が多くなります。
その時期は求人も多いのですが、当然ライバルも増えます。
そのため他の候補者に打ち負けてしまうことが何度か続くかもしれませんが、諦めずに自分にあった企業を探し続けましょう。

キャリアがミスマッチ
自分のキャリアが、応募先の企業が求めている人物像とミスマッチしていると、なかなか転職できません。
どんなに優秀な30代マネージャーでも、新規開拓ができる20代の若手営業マンを欲しがっている企業には採用されません。
自分のキャリアにあった転職先を見つけなければ転職活動が長引いてしまいます。
「キャリアのミスマッチはわかっているけども、どうしても新しい分野に挑戦したい」という場合は未経験者歓迎の求人に応募しましょう。しかし、今のキャリアが優れているほど、未経験歓迎の求人に受かりにくくなるという側面もあります。
未経験者歓迎の求人はポテンシャル重視で、柔軟に色々なことを吸収することができる人材を想定しています。マネージャー経験がある、または実績を残していると「自分の今までのやり方に自信があるタイプだろう」「人の言うことを素直に聞けなさそう」という目で見られることがあるからです。
この場合も、企業がどんな人物を欲しがっているのかを把握して、どんなアピールをするべきかを考えることが大切です。

おすすめ転職エージェント
転職できない人共通する5つの特徴 まとめ
転職できない人には特徴があります。
転職活動が長引いている場合、上記5つの特徴に心当たりがあるはずです。
転職を成功させるためには自分の足を引っ張っている特徴を的確に把握し、企業調査、実績・経験の補強、書類・面接対策の3つを対策しましょう。
しかし他の候補者との関係やキャリアのミスマッチで転職できない場合もあるので、必要以上に落ち込むことはありません。自分に必要なことを適切に分析し、転職活動を成功させましょう。
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