会社で働いているといろんな人間関係の構築が必要になります。
もちろん素晴らしい同僚や仲間もいれば、嫌いな上司や生意気な部下、理不尽なクライアントもいることでしょう。
そんなさまざまな会社人間関係で重要なのが上司です。
「上司が嫌い」こんな状態では毎日のストレスも大きく会社で働くのがツラくなります。
結果としてメンタルのバランスを崩し、最悪退職となるケースも。
この記事では、上司が嫌いそんなアナタに嫌いな上司と付き合い方をご紹介。
毎日毎日嫌いな上司との関係に悩まれている方はぜひご覧になってください。


上司が嫌い!ってそもそも何が合わないの?
上司が嫌いといってもその理由はさまざまです。
ここではまず代表的な「上司を嫌いになる」3つパターンをご紹介します。
没コミュニケーション型上司
部下に対して自らコミュニケーションを取る必要がないと考えている上司です。
自分自身に絶対的な自信を持っており最終的に部署内の業務は自身でコントロールできるため、コミュニケーションの必要性を感じていません。業務外はおろか業務でも必要最低限のコミュニケーションすら自ら取ろうとしません。
業務に対するアドバイス等がまったく得られないことになります。

最終的な業務到達点や上司が望んでいる成果がよくわからず部下としては「どうしていいかわからない」ケースが多くなります。
脳内筋肉体育会型上司
「何事も気合があれば乗り切れる!」「成績が伴わないのは気持ちが足りないから」「自分が若いころは休まず仕事した!だからオマエも…」といわゆる体育会系上司です。
体育会系上司は、精神論を多く振りかざしてきます。「努力」「やる気」があればどんな方法であっても成果が出ると信じて疑いません。
また旧来の体育会系部活動で多く見られるような、絶対服従的な上下関係や労力を厭わない作業方法を重視します。自分自身が新人の頃からそのやり方で成功を収めてきているので、経験に絶対的な自信を持っています。
そのため体育会系上司は、過去の自身の成功体験や根拠のない精神論を業務の方法論として持ち出し、仕事の仕方を強制することが多くなります。
自己に対する批判はいかにロジカルなものであっても聞く耳を持たないことが多いのも特徴のひとつです。
ネチネチ嫌味型上司
没コミュニケーション型と異なり、コミュニケーションを取る必要性は感じているのですがその取り方に問題がある上司です。
話題の多くは否定から入り、その理論を文字通りネチネチと長時間聞かされます。
ポジティブな成果に対しても、最終的にネガティブな締められ方をするのは部下として決して面白いものではありません。
話し方のクセだったり余裕のなさからこのようなタイプになるケースもあるのですが、本人の憂さ晴らしを兼ねている事もあるため上で見た2タイプよりも純粋な悪意が含まれる場合もあります。
無能上司
無能な上司です。
この人の元で働いていたら自分は成長できるのか不安になります。また自分自身が将来こんな上司になるかな、と思うとゾッとするような上司です。
無能なのでチームの方向性も曖昧、指示もない、目標は万年未達、新規アイデアもナシ・採用されない、昇給昇格も期待できないと、のこの上司の下だと仕事がつまらない毎日になることでしょう。


仕事がつまらない
仕事がつまらないと感じる原因は科学的に解明されています。
嫌いない上司とどうやってうまくやっていけばいいの?
会社という組織で働いている限り、今すぐに嫌な上司と付き合いをなくすことはできません。
では運悪く前述のような上司にあたり上司が嫌いになってしまった場合、どのようにしたらいいでしょうか。
上司側を変えるというのは現実難しい話です。会社に認められたので上司のポジションに座ってるわけで、イチ部下が「あの上司嫌いなので変えて欲しい」といったところで立場が苦しくなるのは自分のほうです。
となると、自分が変わるしかありません。その方法をいくつか紹介します。
完全スルーする
変えることのできない上司にイライラするだけ労力のムダなので、スルーしましょう。
そもそも完璧な上司などこの世の存在しないのです。もちろん自分自身だって劣ってる面や迷惑かけている面もあるはずです。
自分にとっていい人がいれば嫌な人もいるのです。人は変えられません。なので気にせず自分のペースで仕事をしましょう。
時々呼ばれたり注意されてイラッとすることもあるでしょうが、5秒後に忘れて自分の仕事をするのです。


いい面を探す
どんな嫌な上司でもいい面があるはずです。何かしら評価されて上司になっているはずですから。
10個ダメでもいい面1個を探し、その部分から学び取りましょう。
意外とダメな10個からいい面がでてくることあるんです。
「細かくてめんどくさい人だな」が実は「慎重派でミスが少ない仕事を完璧にする上司」だったりするのです。
「仕事丸投げで何もしない上司」が実は「全面的に任せてくれて1年後には部下が成長することができる上司」などもありえます。
いい面必ずあるはずです。その部分をしっかりみて上司を見直してみませんか。
話し合う
一番オススメなのが「話し合う」です。
会議室なり一緒にランチにでもいって2人きりで膝詰めでじっくり話し合いましょう。
上司のどこが納得出来ないのか思い切ってぶつけてみるのです。2人きりならしっかり話を聞いてくれることもあるんです。


上司より結果出す
仕事はできない、面倒なことからは逃げる、ミス・トラブは部下に押し付ける、部下の手柄は奪い取る、こんな典型系な嫌な上司も残念ながら世の中にはたくさん存在します。
何かの間違えか「先に入社しただけ」という理由で上司になってしまってる人もいるんです。
そんな上司は逆にチャンスです。
上司より成果を出して追い抜きましょう。そんな上司はまわりからの評価も低いはず。その上司のもとでしっかりと成果を出し続けていればいつかは自分が上司のポジションに上がれるはずです。
ただ上司を追い抜くというのは会社にもよりますが、数年かかることもあります。辛抱できるか考えなければなりません。
戦う
心の底から上司が嫌なら上司と徹底的に戦う当方法もあります。
上司の意見に納得できなければ真っ向から反論し、指示がないなら自分で決めてどんどん仕事を進める。
さらには他のメンバーも巻き込んで上司をやっつけるのです。
上司のほうが居づらくなって上司から降りるか、会社を去るか、そうなるまで戦い続けるのです。
ただし戦いに失敗すると自分の立場が苦しくなります。
上司が嫌で会社辞めるくらいの覚悟があるなら徹底的に戦ってみる方法もありです。
会社行きたくないときは
会社行きたくない!と思った時に試す方法をご紹介。
上司が嫌いでどうしようもない!最終的にうまくいかなければ


上司側からのコミュニケーション方法は変わらないのですから、うまくやっていこうとコチラが思っていても正直なところなかなかうまくいはいきません。
「部下のために自分が変わる」という考えの上司なら、最初から嫌な上司ではないのですから。
部下に嫌われようが気にしない上司だから「嫌な上司」なのです。困ったものです。
そこで最終手段を2つ紹介します。ただしいずれも会社を辞める覚悟の内容です。
上司の上司あるいは人事課に相談する
上司の上司や「社内の第三者的な立場」の人事課に相談し、アドバイスや助言をもらいます。
またできれば他部署への異動願いを出しましょう。
更に上の上司や人事部から、嫌な上司に対してなんらかの注意を与えることもあるかもしれません。とく目に見えたハラスメントがある場合には大きな効果が期待できます。
ただしその嫌な上司が会社で評価されている人物の場合、アナタがマイナス評価になる可能性もあります。
またうまく注意がいったり部署異動がかなったとしてもその後、嫌がらせなどを受ける可能性もあるので注意しましょう。
転職する
残念ながら相談をしても何をしても状況の改善が見られない場合は、退職を検討するのもひとつの方法です。
ただし感情的に退職するのではなく、しっかりと準備して転職先を探してから退職しましょう。
面接時に転職理由について詳細を問われた際に「人間関係による退職検討中」と「人間関係によって退職したため、次を探している」のではやはり面接担当の受ける印象は異なります。
後者はどうしても「無計画」「人間関係構築が拙いのでは」という受け取り方をされマイナスに取られかねません。
勤務しながらの転職活動なのでその際は転職エージェントの利用が必須です。
勤務中のことを理解してくれ、希望の転職先の紹介から、書類選考から面接のアドバイス、面接時間・入社日の調整まで変わって行ってくれます。
転職エージェントおすすめ10選
年齢やキャリア別に転職エージェントを紹介しています。


嫌いな上司との関係をスッキリ解決・解消する方法 まとめ
嫌いな上司との関係をスッキリ解決・解消する方法をご紹介してきました。
実は人間関係は相互作用的なところがあり「上司が嫌い」という思いが一方通行ではなく、上司側からも「この部下は苦手だな」となっていることがほとんどです。
反対にどちらかが歩み寄れば解消されることもありますし、長期化するとお互い嫌いな関係は修復されないまま最悪の状況になっていくのです。
嫌な上司はスルーするのが一番ですが、スルーできなければストレスになるばかりです。
話し合うのか戦うのか、もしくは転職するのか…アナタの仕事人生が輝かしいものになるため行動を起こしましょう。
-
-
「会社行きたくない」最後試してみるべき7つの方法!これがダメならとっとと辞めよう
会社員の100%が一度は考えたことがあるはず「会社行きたくない」。 それは誰もが経験することです。 問題は「会社行きたくない」が続いている状態を放置してはいけない、ということです。 コン ...
続きを見る
-
-
転職エージェントおすすめ12選!実際に利用した転職成功者からのアドバイス
いまや転職を成功させるためにかかせないのが転職エージェント。 以前は年齢・スキル・経験によって転職の方法は異なり、たとえば以下のような方法で転職活動をしていました。 以前までの転職方法 ...
続きを見る
-
-
仕事辞めたい!辞めるべきか残るべきかその後の人生を成功を決める重要な事とは
コンサル山田仕事辞めたいって思うときは誰にでもある。 一生働ける仕事に巡り会えら幸せだけど…2人に1人は転職する時代ですから秘書ひとみ 「今の仕事辞めたい」社会人なら誰でも ...
続きを見る