会社員の100%が一度は考えたことがあるはず「会社行きたくない」。
それは誰もが経験することです。
問題は「会社行きたくない」が続いている状態を放置してはいけない、ということです。


正直なところ「会社行きたくない」と思う状態が長期間続いているなら、今の時代とっとと辞めて他の仕事をした方がいいんですが、そう簡単にいかない事情もあるでしょう。
また「会社行きたくない」レベルも「具合が悪くて行きたくない」「ミスが重なって上司に会いたくない」程度のことなのか、それとも「会社・仕事・人間関係の全てが嫌で長期に渡って会社に行きたくないと思っている。」「精神的にもう限界」というレベルなのかで話は違ってきます。
もしあなたが後者なら貴重な人生を無駄にしないように次のステップを考えたほうがいいでしましょう。
とはいえまだ気力があるのなら「会社行きたくない」を治せるよう最後がんばってみませんか?


ということで今回は「会社行きたくない」を治すための方法をご紹介します。
もし今、心が黄色信号状態なら今日(明日)は会社休むことも考えましょう。落ち着いて一旦この記事を最後までご覧になってください。
会社に行きたくない理由をもう一度分析する
「会社に行きたくない理由」と「会社に行きたくない程度」がどれほどのものなのかを自分自身をしっかり分析しましょう。
会社に行きたくなくなる時によくある理由を挙げてみます。
一時的なものなのか、長期にわたって慢性的なものなのかまずは判断してみましょう。
一時的なもの
仕事や職場自体が嫌いなわけじゃないけれども、一時的に会社に行きたくないということはよくあることです。
よくある原因はこのの3つです。
- 体調不良で元気がない
- 繁忙期で疲れ果ててる
- ミスをして自信をなくしている
風邪をひいてしまった、飲み会続きで肝臓が疲れている、といった時にイマイチやる気がでないのは仕方がないことです。
また女性は1ヶ月の間で体調が激しく変化するため、体調に振り回されてしまうことはある意味避けられません。
また繁忙期で仕事に追われてしまうと、イライラしたりいろんな事を投げ出したくなることもあります。ミスを繰り返したり大きな失敗をして周囲から気まずくなったり自信を失ったせいで会社に行きたくなくなることも。
しかしこれらはすべて一時的なものです。
その原因さえ解決すれば、また気持ちよく出勤できる可能性が十分残されています。


慢性的なもの
一方で、「会社が行きたくない」という気持ちが慢性的な原因から来ている場合もあります。
主な原因には、以下のの4つが挙げられます。
- 上司と合わない
- 仕事内容が合わない
- 会社の方針が合わない
- パワハラ・セクハラが横行している
上司・仕事内容・会社の方針のどれかが合わない、ということは根本的にあなたとの相性が悪いのかもしれません。


慢性的に「会社に行きたくない」状態が長期的に続いているなら、少しずつ転職を考えることをおすすめします。
またもしパワハラ・セクハラが横行している職場なら言語道断です。
ひどい場合や改善が見込めない場合はすぐにでも転職活動を開始しましょう。合わせて残された社員のために労働基準監督署への相談もしたほうがよいです。

会社辞められない
会社を強引に辞めさせてもらえないなら「退職代行」というサービスを使うてもあります。
「会社に行きたくない」この状態なら黄色信号以上!
「会社に行きたくない」と思っていても、自分がどんな状態なのかを客観的に判断するのはなかなか難しいですよね。
「会社に行きたくない」という黄色信号の感情が続いている時には、心と体の健康を失う一歩手前の時に現れるサインがあります。
たとえば以下のようなものです。
- 朝起きられない
- 休日でも何にも手が付かない
- 人と会うのが嫌
- いつも疲れている
- 息が詰まって苦しい
- 人生がつまらない
- 何をしてもおっくう
参考うつ病チェックシート(シオノギ製薬・日本イーライリリー)
この項目に複数当てはまるなら深刻な状態になってきています。
朝起きられない、というのは心がダメージを受けている初期症状です。
飲み会で深酒したわけでもない、睡眠不足でもないのに朝起きられないということはありませんか?
また早めに布団に入っているのに寝つきが悪いというのも同様です。心が会社に行くことを拒否しているのかもしれません。
社会人にとって何よりも貴重なものが休日です。せっかくの休日なのに平日の仕事に疲れ切ってしまってどこにも出かける気がしない、家で寝ているだけ、ということはやはり健全ではありません。
自分が仕事に対して、それほど無理をしてしまっている証拠です。また今まで友達と遊びに行ったりよく飲んだりしていたものの、それが急に煩わしく感じるようになっていませんか?人に会うだけでなく、もう誰とも話したくない、面倒臭いと思っていませんか?仕事や会社に心が持っていかれてしまっています。
そして「いつも疲れている」ということに関しては、心のダメージが体にも影響し始めている段階です。寝ても寝ても眠い、体が常に重い、めまいや吐き気を常に感じることはありませんか?一度、仕事を辞める・辞めないに関わらず十分な休息をとる必要があります。
つまりこのサインに共通するのは仕事のせいで「ネガティブな状態が続いている」ということです。そのまま無理を続けていると最悪の場合倒れてしまったり、鬱状態に陥ったりしかねません。自分の心と体が示す黄色信号は決して無視しないでください。

無理しないで!一旦会社休むことも考えましょう
心が黄色信号以上なら一旦会社休むことも考えましょう。1日だけでもいいです。
体調不良ということで会社に連絡して休みましょう。心がどうしようもなくツライならメールでもLINEでもいいです。

会社行きたくない状態から最後試してみる価値のある7つの改善策
結論から言うと会社行きたくない状態が半年以上と長く続いてるなら仕事を変えたほうがいいです。
今の会社で「会社行きたくない」と思っている人でも他の会社ならいきいきと働ける可能性もあります。
改善できないなら転職活動したほうがよいでしょう。
しかしならが転職活動をするといっても、次の会社で内定がでるまで早くて1ヶ月以上はかかってしまうのが現状です。中には転職したばかりで「そんなにすぐ辞められないよ!」というかたもいるでしょう。
そのため最後に今の会社に残っている間に試すことができる7つの改善策をご紹介します。

もしくは、「会社や仕事が根本的に合わないのでもう辞めよう」と考えているなら、「どうせ辞めるのだから」と最後に一度現状を改善できないかチャレンジしてみませんか?
会社環境が良くなれば周りから感謝されるかもしれませんよ。
ぜひ実現可能なものから動いてみましょう。
会社行きたくない7つの改善策
- 部署異動を願い出る
- 信頼できる上司に本音を言ってみる
- 上司が合わないなら他の上司に相談
- 楽な仕事に変えてもらう
- 体調不良を訴え残業しないで帰る
- 休職を申し出る
- パワハラ・セクハラが横行しているなら人事部・労基署に相談
それでは1つずつ詳細にそ解説していきます。
改善案1:部署異動を願い出る
「仕事内容が合わない」「上司が合わない」ことがストレスになっている場合、部署が変わるだけで状況が改善する場合があります。
仕事内容が合わない、このままでは退職を考えているという旨を正直に伝えてみてください。
社員が辞めてしまうことは会社にとって損失です。きちんとした会社なら、あなたの意志を尊重して部署異動を受け入れてくれるはずです。あなたの意志を無視するような会社だと判明したら、留まる必要はありません。
改善案2:信頼できる上司に本音を言ってみる
信頼できる上司がいるのなら、一度本音を言ってアドバイスをもらってみましょう。
とくに「会社の方針が合わない」という場合には自分より経営陣に近い立場の人に相談してみることが大切です。
「意味がない」「理解できない」と思っていた会社の方針でも、より広い視野、とくに経営的な目線から見ると「納得できなくは、ない」ということはよくあります。
また仕事内容が合わない場合も、あなたのことをよく知っているのでどの仕事なら能力を発揮できるかを見極めてくれるでしょう。
改善案3:上司が合わない場合、更に上の上司か別部署の上司に相談
上司が嫌いで合わない場合は仕事のすべてがツラくなってしまうものです。
そんな時には上司の更に上の上司、または別部署の上司に相談してみると客観的な意見をくれるはずです。
また社内に味方を作っておくという意味でもおすすめします。
上司が合わない旨を申し出るとしばらくは職場で気まずい思いをするかもしれませんが、あらかじめ別の上司に相談しておくことでかばってもらえたり、別部署に引き抜いてもらったりすることがあります。
上司が嫌い
上司が嫌いで合わないときの対処法をご紹介しています。
改善案4:給料が下がっても楽な仕事に変えてもらう
仕事内容が合わず、かつ収入を気にしないのなら給料が下がっても楽な仕事に変えてもらいましょう。
とくに営業職などは実績に応じた給料体系になることがある分、売上が悪いとツライことも多い職種です。
思い切ってバックオフィスやサポート業務への異動を申し出ることも選択肢に入れてみてください。
改善案5:体調不良を訴え残業しないで帰る
体も心も疲れてきている自覚がある場合、無理に残業せずに早めに帰りましょう。
周りの目が気になるかもしれませんが、自分を優先して体調不良を大げさに訴えてみてください。定時で帰ってお風呂に入って早めに布団で、ゆっくり休息をとりましょう。

改善案6:休職を申し出る
一度、休職して仕事から離れてみるのも方法です。
十分休んですっきりした頭で仕事について考えてみてください。また転職活動に時間を当てることもおすすめです。休職期間も数ヶ月までならなんらか手当がでる会社もあります。
休職ができる条件は病気などの理由が必要になることもあり会社ごとにルールが異なりますので社内規定を確認してみましょう。


改善案7:パワハラ・セクハラが横行しているなら人事部・労働基準監督署に相談
職場でのパワハラ・セクハラに悩んでいるのなら人事部に相談してみましょう。
しかし人事部が黙認している場合や人事部がないような規模の会社場合、何も対処してくれないことも考えられます。
また人事部に告発したことによってあなたに対するパワハラ・セクハラがエスカレートしてしまうかもしれません。そんな時には証拠となるメールを印刷する、音声を録音するなどして労働基準監督署に相談してみましょう。労務専門の弁護士に相談するのもいいでしょう。
会社に勧告してくれます。

会社辞められない
会社を強引に辞めさせてもらえないなら「退職代行」というサービスを使うてもあります。弁護士と提携しているので上手に活用しましょう。
改善案をやってもダメ「会社に行きたくない」ならとっとと転職
以上の7つの案を試してみたけど、状況は変わらず自分の「会社に行きたくない」という気持ちもおさまらないなら転職を考えましょう。
この段階に来てまで自分を無理やり働かせ続けてしまうと、それこそ鬱病の発症するかもしれません。
そこまでいかなくとも体調にも影響が出始めているはずです。
状況が良くなる見込みがない、と判断した場合には転職活動を今すぐ開始しましょう。
有効求人倍率は1991年以来過去最高水準です。つまり求職者にとっての「売り手市場」がまだまだ続いているため、好条件の職場への転職チャンスが十分にあります。

会社行きたくない原因は「自分のせい」なんて思わないで!
上司や取引先に怒られたりして仕事がうまくいかない日々で「会社に行きたくない」となっている場合、「仕事ができない自分が悪いんだ」なんて思ってしまうことも。
でもそんなことないんです。
私は40歳までに7回転職をしましたが、「会社に行きたくない」なんて思うことは周辺環境によるものがとても大きいのです。環境が変われば会社への悩みのほとんどが解決してしまうことがあります。
新卒同期入社で「オマエは仕事できないな!」と毎日上司に怒られてた人が、3年目に転職し先で大活躍し、今では30人の部下を抱えるマネージャーになってます。逆に20代の頃「若きエース!」と言われていた人が、転職先では仕事できず3ヶ月で退職、また別の会社に移ったら水を得た魚のように大活躍、こんなことはよくあるのです。
なので毎日ツライのは「自分が仕事できないのでは…」と深刻に悩む必要はありません。

転職したばかりですぐ辞められないよ!そんな人は
中には転職してまだ1年以内でそんなにする転職できないよ!という人もいるでしょう。
コチラの記事「転職で後悔する代表的3パターン!すぐに転職ってできるの?次も後悔しないためにすべきこと」にもありますが、より行きたくない会社に転職してしまった人もいるでしょう。
記事内の「転職して後悔!すぐにまた転職ってできるの?」でもご紹介していますが、1回目ならすぐに転職することも可能です。

私は30代で転職した会社が合わなかったの半年で転職活動をしましたが無事に上場企業のホワイト企業へ転職することができました。
書類選考や面接では苦労しましたし、「転職回数が多いのでは」と見られ選考に何社も落ちした。ただその時の転職エージェントと二人三脚で転職活動すすめ転職活動開始から2ヶ月ほどで理想の会社に転職することができたのです。
転職したばかりの人でも転職失敗して毎日のように「会社行きたくない」状態ならコチラの記事も参考にしてみてください。
転職してすぐに転職
転職失敗してすぐに転職したい方はコチラの記事を参考にしてください。

転職エージェントについて
いまや転職活動には転職エージェントが必須。転職エージェントについて解説記事はコチラです。
「会社行きたくない」ならとっとと辞めよう! まとめ
以上、会社行きたくないとのきの改善策をご紹介してきました。
自分の「会社行きたくない」理由が一時的なものか慢性的なものかを突き止めることが、まず必要です。
一時的なものなら時間が解決してくれることがほとんどなので、十分な休息を取ったり息抜きをしたりして、気持ちが前向きに戻るのを待ちましょう。
慢性的な原因のせいで会社に行きたくないのなら、辞める前に一度改善策を試してみてください。
それでも無理なら会社への見切りをつけ今この転職しやすいチャンスを逃さないようにしてくださいね。


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