転職を考える際に、「そもそも今の業界は自分にあってるんだっけ?」というは重要です。
業界自体が自分に合ってない、好きになれないのであれば、今までの経験を生かして同業界に転職してもまた「仕事がつまらない。転職したい」となってしまうかも。
そこで有効求人倍率が上がっている今だからこそ、思い切って未経験の業界へ転職を考えて見るのはいかがでしょうか?


転職する際はどうしても「今までの経験を生かして…」となりがちですが、業界自体が合わないのであれば思いって未経験の業界への転職も検討してみましょう。
今回、未経験でも転職しやすい業界をご紹介いたします。
ぜひ参考にしてくださいね。
POINT1:業界未経験でも職種はそのままで転職する
まったくの業界未経験の場合、職種はそのままで業界だけ変えるというのがおすすめの転職方法です。
業界も未経験、職種も未経験だとハードルが上がりますが、職種が同じでれば「別業界のノウハウ」として重宝されることもあります。
職種は同じで伸びている業界へ転職する
伸びている業界であれば待遇アップも期待できます。
たとえば市場が飽和してるのと革新的な製品が出てこない法人向け電子機器販売の営業で長年伸び悩んでいるなら、伸び盛りのIT業界のB to Bへシステム導入提案する営業の方が将来性があります。


伸びている業界へ転職
転職成功の大原則は「伸びている業界へ転職する」ということです。
職種は同じで自分が興味をもてる業界へ転職する
もうひとつが職種が同じで自分が興味をもてる業界・好きな商品の業界へ転職するのです。
たとえばアパレル関係の販売職からガジェット好きなら家電量販店へ転職するのです。
業界が違いますが職種は一緒、それでいて自分が興味をもてるもの・好きな事なので、成果がでやすくなります。
自分の成長・待遇面アップにつながります。
POINT2:伸びている業界は未経験者が多い
伸びている業界は、市場が拡大しているので人手不足です。
そのため他の業界から転職してくる未経験者が多いのです。また業界が伸びているので新しい仕事、技術、人材が集まってきて毎日エキサイティングで楽しいのです。
私自身がインターネット系広告代理店に勤務していたのですが、「中途採用者はほとんどが業界未経験」でした。

また広告業界では、日々あらゆる業界のクライアントから相談を受け、商品やサービスが売れるように一緒に考える仕事をします。そのため新卒から広告業界にいる人は、よくも悪くも知識が広告のみの「業界に対して浅い知識」なってしまいがちです。
たとえば広告主で美容系や英会話、金融系が多い広告代理店の場合、同じく美容業界出身者、英会話スクール出身者、金融業界出身者は業界のことをよく知っている人材として重宝されるのです。
また人材業界に関しても同じです。自分の専門性や経験があると、その業界を志望する求職者にアドバイスをしやすいというメリットがあります。それに実際に転職を経験した人の言葉にはより説得力がありますよね。近年は就職状況が「売り手市場」と言われるように近年求人数も上がってきているので、人材業界も人手を欲している今が転職のチャンスかもしれません!
このように市場自体が伸びている業界だとそもそも人手不足のため業界未経験でも大歓迎なのと、別業界の知識・経験が必要ということで転職先として狙い目なのです。
POINT3:未経験者が多い業界
専門性が必要そうに思える一方で意外と未経験でも応募可能な求人が多い、そんな業界を以下でご紹介します。
中には年間を通して業界未経験者を募集していることが多い業界もあります。やはり求人を出しているということは離職率が高い可能性があります。
業界リサーチはもちろんのことどういう会社なのかの企業リサーチもしっかり行って自分がどうしていきたいかというキャリアプランをじっくり考えましょう。
女性に人気「美容業界」
エステサロンやマッサージを筆頭とした美容業界は、女性から人気の業界。
専門知識が必要そうに見えますが、しっかりと研修をしてくれる企業が多いのでご安心下さい。この業界は女性が大半を構成しているため、結婚や出産などで離職者が一定数出てしまいます。
そのため未経験者も募集している求人が多々あるので、美容に興味がある方は考えてみてはいかがでしょうか。
高給取りのイメージ「商社業界」
商社というと激務で高給取りのイメージがありますが、それは三菱商事や三井物産、丸紅などの大手総合商社によるもので、世界を股にかける大手総合商社から、専門的な資材のみ扱う専門商社まで様々な商社があります。
商社は基本的に「ものを買い付けて売る」というコーディネーター的存在をしているので、販売経験があれば意外と受かりやすいのが実情です。
おすすめは専門商社です。専門商社だと一つの商材への専門性が高まるので、次に転職する際も動きやすくなります。
未経験PG・SE募集の求人も「IT業界」
IT業界は人手が足りていない会社が多く、業界未経験でも応募できる求人がたくさんあります。
なかにはプログラマー(PG)・SEさえも、未経験OKで入社後研修を通じて育てる、という会社も。しかし未経験OKだからと安易に転職してしまうのは要注意。
自分自身でプログラミングを勉強するくらい関心があったり、本を読んだりするくらいの意欲がないと日進月歩のテクノロジーの世界についていくことはできません。逆に情報への感度が高く年齢的にも若いのであれば、未経験でも思い切って応募してみてはいかがでしょうか。
未経験からIT業界へ
未経験から人気のIT業界へ転職する6ポイントをまとめています。
人の出入りが激しい「不動産業界」
不動産業界は未経験OKな求人が年間を通してたくさん出ています。成績がよいと歩合がついたりと高給な場合が多いですが、ノルマの達成はなかなかきついもの。
また「将来不動産投資のために、不動産業界で勉強したい」という人も多く、ある程度の知識を得た後に転職する人が一定数います。そのため人の出入りが激しいのですが、業界未経験者でも応募しやすくはあります。
ただし投資用不動産会社はブラック企業が多く存在しているので要注意です。
ここで営業経験をつけて、再度転職をするのも一つの手です。
扱う商品が会社によって様々「保険業界」
保険業界では扱う商材が多岐に渡るため、業界経験者でも転職をすると一から勉強のし直しということが少なくありません。
また保険業界出身者でも、転職のたびに必要な資格を取りなおさなければならないので、保険業界は経験・未経験にこだわらず募集をかけている会社が多数あります。保険業界もノルマがきついイメージがありますが、金融業界へ転職するステップにも繋がるので、保険業界の経験があると転職市場では価値が上がります。
最近では来店型の保険ショップも増えてきており、個人向け飛び込み営業・テレアポ営業ではない事前予約の来店スタイルがおすすめです。
保険販売員の資格をとって独立することも可能です。
資格は入社後にサポート「介護業界」
少子高齢化の影響もあり、人手不足が深刻な介護業界。資格が必要というイメージがありますが、人手不足のために入社してから資格を取るサポートをするという企業も増えています。
ブラックなイメージが強いために、最近では働き方を重視する会社も増えてきているので、条件のよい求人があれば狙い目かもしれません。
業界的には今後社会に必要な業界なので現場スタップもよいですが、介護業界への新しいテクノロジーを導入するような企業がよいでしょう。
年間通して求人だしている企業はブラック企業の可能性もあります。短期間で業界経験を積んで次の会社へステップアップする、方法もありますがよく調査してから転職を考えましょう。
ブラック企業を見抜く
「未経験歓迎!」で大量採用の会社はブラック企業の可能性があります。ブラック企業の見抜き方ご紹介しています。
未経験でも転職できる業界とは まとめ
未経験からで転職しやすい業界をご紹介してきました。
未経験からでも転職しやすいのは職種はこれまでと一緒で「伸びている業界」「自分が興味をもてる業界」への転職がよいのです。
業界が変わるだけで大活躍して自分自身が大きく成長できることもあります。
ただし誰でもOKの業界・会社は慢性的にブラックな可能性もありますので要注意です。
今の業界で伸び悩んでいるのでしたら心機一転新しい業界へチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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