
- 「今いる会社が明らかに衰退産業」
- 「景気が悪すぎて給料が上がらない」
- 「ウチの商品世の中に必要とされて無くて全然売れない」
こんな業界で働いている人は仕事しているだけでも毎日がツラく、ニュースで伸び盛りの企業の「ボーナス◯◯ヶ月!」「◯◯%昇給!」「売上◯◯年連続アップ!」がうらやましく思うことでしょう。

ペーパーレス・IT化と言われていた中、街の中小企業へ飛び込で「何か印刷するものありませんか?」と営業で売り込むのは本当に大変な思いをしました。会社の売上は毎年ダウン、給料も毎年カット、退職者は増え会社に残った人にのしかかる業務量は増える一方。もちろん残業代なしのサービス残業・休日出勤は当たり前と大変な思いをしました。
その後印刷業界には早いタイミングで見切りをつけ、思い切って当時伸び盛りだったインターネット広告業界へ転職しました。おかげさまで転職したインターネット広告業界は右肩上がりの伸びる業界。転職先も急成長の企業で給料は毎年アップし転職3年後には印刷会社時代から2倍にアップ。
会社の成長とともに入社してくる人多く部下も増えて、自分自身の成長も感じられ貴重な経験ができました。
もし現在、昔の私のように「衰退産業・伸び悩んでいる業界で働いているな」と感じている人は今一度「業界を選んで働く」ということについて考えてみませんか。
給料が上がらない・日々の成長が感じられないのは、アナタのがんばりが足りないのではなく業界そのものが衰退している可能性があります。
今回はこの先10年後、伸びていくであろう業界についてご紹介いたします。
伸びる業界で働くってどういうこと?

ここで一度、伸びる業界で働くメリットを整理しましょう。
給料アップが期待できる
一つ目は、「伸びる業界」で働くということは給料アップやインセンティブが期待できるという点です。
伸びている業界は周り企業からの注目が高く、顧客もどんどん集まってくるためたくさんのお金が入ってきます。利益が上がりやすく、その分を給料に上乗せしてもらえたり、インセンティブとしてそこで働く社員に返ってくるのが大きなメリットですね。

新しい仕事がどんどん来る
二つ目は、「伸びる業界」では仕事がどんどん入ってくるという点が大きなメリットです。
伸びている業界のサービス・モノは手放しでも問い合わせがたくさん来てサービスがどんどん売れます。
営業職経験者ならお分かりかと思いますが、新規開拓営業ってたいへんですよね。しかし「伸びている業界」なら、自分から営業をかけなくてもどんどん問い合わせが来るのです。
誰も欲しがらないモノやサービスをどうにか売り込む営業は大変ですが、誰もが欲しいと思うモノ・サービスを持っている業界なら無理に売り込む営業が必要なくなるのです。
稼げる営業職
自分自身も成長できる
三つ目のメリットは、「伸びている業界」では技術・人が集まりやすいという点です。
伸びている業界だと、新しいことにどんどん投資ができるので技術が発展していきます。また伸びている業界の波に乗ろうと、他の業界の会社が共同でビジネスを持ちかけてくることも多々あります。
そのため技術的な知識がついたり、第一線のスキルを学びやすいために自分の武器を育てることができます。また他の業界からも優秀な人材も伸びている業界に集まってくるので、そういう人たちと一緒に働くことで自分自身も成長できます。
そして人が増えれば組織も大きくなり、自らがリーダー・マネージャーになれるチャンスもあります。
マネジメントとしてスキルアップできれば給料大幅アップのチャンスです。

成長業界のメリット
- 給料やインセンティブアップ!
- 仕事が増えるので楽しい!
- 最新技術・人が集まり自分自身もスキルアップ!
▼こちらに40歳までに7回転職した「俺の転職人生」についての自己紹介記事があります。
【発表】この先10年後伸びる業界予想!
やっぱり、働くなら伸びている業界しかない!と10年後を見据えても伸びているであろう業界を紹介します。
伸びている業界の筆頭「IT業界」
今もめまぐるしいスピードで成長しているIT業界。
10年後もIT業界の勢いは衰えないでしょう。今、IT企業が自動運転技術やフィンテック(金融)をビッグデータ関連と他の分野への進出はどんどん進んでいくので、もっとも伸びている業界です。
まだまだ成長段階のため未経験でも転職可能な企業がIT業界にはたくさんあります。
中でもおすすめの職種は膨大なデータを扱う「データアナリスト」。
Suicaが切符に取って代わったり、色々なものが電子化しているためにデータを取ることが簡単になりましたが、一方データが膨大すぎてそれを分析できる人が全く足りていません。いわゆるビッグデータを分析・解析する「データアナリスト」は海外では今一番注目の職種です。
IT業界の技術・エンジニア職の給与は右肩上がりです。人手不足でもあり若い人でも信じられないような高い給料で転職している人もいます。ただしもちろんそれは高いスキルや経験があってのこと。

リクナビTech総研より:ソフトウェア開発職30代前半(30~35歳)
ソフトウェア系のIT開発職の30〜35歳の業種別給与です。どの業界も最高年収は高いですよね。
IT業界は人手不足は続いていますので、未経験でも今からチャンレジしてしっかりと技術を身につければ数年後に「大幅給与アップ」「高い給料で更に大手企業へ転職」ということも十分狙えます。
もしこれから挑戦するなIT業界はおすすめの業界です。
未経験からIT業界へ
TV広告を超える!「インターネット広告業界」

小学生やお年寄りまで、今ではスマートフォンが浸透しています。スマホをつかってゲームやアプリや調べものなど、スマホもう無くてはならない存在ですね。
そんなスマホで調べものやゲームをしているときに表示される広告がインターネット広告です。
広告業界の売り上げは、今ではTV広告の次にインターネット広告の売り上げが高く、インターネット広告が日本の広告費の大半を占めるようになるのは時間の問題といわれています。
実際に大手広告代理店の「電通」が発表した2018年の日本の広告費ではインターネット広告費が地上波テレビ広告に迫る結果となったことを発表。
インターネット広告費は、1兆7,589億円(前年比116.5%)、5年連続の二桁成長となり、地上波テレビ広告費1兆7,848億円に迫る
参考株式会社電通『2018年日本の広告費』2019年2月28日発表

そのため今後ますますインターネット上で広告を出す企業が増え、インターネット広告業界は成長していくこと間違いなしです。
AI化が進んでもなくならない「エンタメ業界」
エンタメ業界とは、映画、アニメ、音楽、ゲームなどエンターテインメントを扱う業界の総称です。
10年後には仕事のAI化が進むと予想されています。
AI技術の発展によってますますエンタメ業界のコンテンツの生産は加速していくので、伸びていくこと間違いなしです。

働き方改革やワークライフバランスへの取り組みも社会全体として進めばひとりひとりのエンターテイメントにふれる時間も増えてくるでしょう。
映画・音楽・アニメ、テーマパーク、レジャーに使える時間の増加、また自宅でも楽しめるコンテンツもたくさん増えてくるので今後注目の業界です。
人生100年に向け「美容業界」
美容業界も、AI技術の発展に関わらず人から必要とされる業界の一つです。
たとえロボットが完璧にエステ技術を持っているとしても、やっぱり人の手で施術してもらいたいですよね。
AIが発展していくとその分人間にしかできないことへの価値が重くなります。そのため人の手でしか生み出せない気持ち良さを提供する美容業界は、更なる需要が見込まれます。
さらに今は人生100年の時代です。歳をとっても若々しくいたい、と美容にお金をかける人は確実に増えます。

最新美容技術には長期に渡って多額のお金を払う人もたくさんでてくるでしょう。
ただ美容業界は現場職で長くやるよりは店舗運営、商品開発職とった職へジョブチェンジしていくことが給与アップの道になります。
高齢化社会は進む一方「介護業界(周辺技術)」
今後10年でますます高齢化社会は進んでいき、介護業界の需要は高まる一方です。
介護業界は低賃金や人手不足だとばかり聞きますが、現在は政府からも企業に待遇改善を求める動きもあります。
人手不足を受けて外国人を雇用したり、ロボット化を進めるという流れもあります。現在は法規制などの問題もありますが超高齢化社会の日本でこの「介護業界」の発展は必須なのです。
今はまだ厳しい業界の代表格ではありますが、その中から革命的サービスを提供する企業が生まるチャンスです。
介護業界のベンチャー企業に入れれば急成長のチャンスです。

テクノロジーとの両立「農業(アグリテック)」
世界的な人口増加にともない農業の技術革新は人類に必要不可欠です。ロボット化・IT化の技術なども取り入れ、より効率よく収穫できる取り組みを進めている企業もあります。
アメリカでは「アグリテック」と言われ急激に技術革新が進んでいる業界です。今後テクノロジーが進化すれば天候に左右されずに安定的に生産できるようになる可能性もあります。
この業界も古く業界のしきたりや法規制が固い業界ではありますが、今後転換せざるを得ない業界としてアグリテックベンチャー企業であれば成功のチャンスがあります。
今後衰退していく業界は?「衰退業界で働くデメリット」
一方でロボットやAIが人間の代わりにできるような仕事や、時代の流れに取り残された業界は衰退してしまいます。
衰退業界にいると、いつクビを切られるかわからない不安を抱えなければいけません。
また売り上げの低下のせいで営業ノルマが上がったり、会社に残業代を支払うだけの体力が残っていなかったりとブラックな条件のもとで働かなければいけなくなります。
実際にいくつか例を上げてみます。
- 通訳・翻訳
- 税理士・会計士
- 出版業界
- タクシー業界
これらの業界は従来のやり方のままでは衰退がみえています。
コンピューターの通訳・翻訳の精度がどんどん向上しているために10年先を見据えると需要はかなり低くなっている可能性があります。
税理士などの会計業務もクラウド型会計ソフトの進化により従来の業務の重要性が薄れてきています。これからは高いコンサル力が必要となるでしょう。
また出版業界も本屋がどんどん閉店に追い込まれている今、衰退傾向にあり、新しいビジネスモデルを構築できないと生き残っていくには厳しい状況です。
タクシーはすでにアプリで呼べるようになっていたり、自動運転が加わると無人での運営が可能になります。
自動運転が実装されるのはまだまだ先の話ではありますが、いずれ運転手が必要なくなる未来はやってきます。

伸びる業界で働こう まとめ
以上、この先10年伸びる業界についてご紹介してきました。
せっかくの人生ですから衰退しているツライ業界より、伸びている業界で働いたほうが給料、スキルアップが期待できます。
伸びている業界で仕事をすることで輝かしい人生がまっています。
もし今自分がいる業界が「この業界衰退しているな」と感じているようでしたら「伸びる業界」に目を向けてみるのはいかがでしょうか。
伸び盛りの業界はそれだけ人手不足です。
成功する転職ができるチャンスでもあります。
さらには伸びている業界・企業に入れば給与アップ・スキルアップし、次の転職するときも「あの業界(会社)で働いてたんですか」と有利になる事間違いなし。
成長業界に転職しビジネスパーソンとしての将来の安泰を手に入れましょう。

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